ピカピカレインの選び方から失敗しない施工方法までプロが全部教えます!

ピカピカレイン失敗例と失敗した場合の対処法

■ムラになった場合

きちんとピカピカレインを施工したつもりでも、最後確認するとムラになっている場所が...!といことがあります。 ムラになると左の写真のように輝きもなく、白く曇ったような状態になってしまいます。

ピカピカレインのムラの対処法はガラスコーティングの硬化状態でも変わってきますので、時間経過別の対処方法をご紹介します。

施工後すぐに発見したムラ

施工後すぐに発見したムラは、まだピカピカレインガラスコーティングの硬化が進んでいないと考えられるので、おおかたマイクロファイバークロスで施工時のように拭き伸ばすだけで綺麗に伸びます。

この時、ムラが飴状になっていたり、マイクロファイバークロスでも伸びにくい場合は無理にこすらないでください。ムラが悪化する場合があります。

施工後1時間以内に発見したムラ

施工後1時間経過していると、ピカピカレインガラスコーティングの硬化が始まっています。

塗ったときのさらさらな液体ではなく、粘度をもっていたら、硬化が進んでいるサインです。

このようなときは余っているピカピカレインガラスコーティングの液剤をムラ部分に多めに塗布し、施工手順と同じようにマイクロファイバークロスで拭き伸ばしてください。

これで綺麗にムラが伸びれば完全硬化後も綺麗な状態でコーティングができています。

施工後1時間以上経過後に発見したムラ

施工後1時間以上経過していると、ピカピカレインガラスコーティングは表面硬化がかなり進んでいる状態です。上記のように余った液剤を塗布してもまったく変化がみられないと思います。

ここまで硬化が進むとコンパウンドで手磨きを行うしかムラをとる方法はありません。

もしムラを見つけた時間が施工後12時間以内であれば、表面硬化前の水は厳禁なので、12時間経過してからムラを落としましょう。

ムラになっている部分をコンパウンドで手磨きし、カーシャンプーで洗車を行ってから、余った液剤で削りとった部分の再施工を行いましょう。

■施工後に雨が降った場合

施工後12時間以内に雨が降った場合は早急に屋根がある場所に車を動かし、ボディに付着した水滴をマイクロファイバークロスで優しく拭きとってください。

もし屋根付きの場所に移動できない環境であればできるだけ水分を拭きとってカバーをかけてください。(カバーをかけると擦れて傷になる可能性があるので雨が降った時限定です)

どうしても雨に打たれるのを避けれない場合は雨が止むまであきらめましょう。雨が止んだら早急にマイクロファイバークロスで水分を拭きとってください。 表面硬化が完了するのは施工後12時間ですが、環境によれば3時間ほどでも表面があらかた硬化している場合もあります。

雨があがった後にボディを確認し、白くぼけていたり、ムラになっていなければ大丈夫です。もし異常が起きている場合はその部分をコンパウンドで手磨きを行い、磨いた部分の再施工を行いましょう。

もし何も変化はないけど被膜が残っているか心配な方は余った液剤で二度塗りをおすすめします。

→ピカピカレイン二度塗り方法

■施工後に夜露や朝露でボディが濡れた場合

朝、施工後の車を見ると朝露で夜露で濡れている場面を目撃...という場合は速やかにマイクロファイバークロスで水分を拭きとってください。

雨が降ったときと同様、白くぼけていたりムラになっている場合はその部分のみコンパウンドで手磨きを行い、再施工してください。

冬場や夏場など寒暖差が激しい時期は朝露や夜露が発生しやすいですので、できるだけ午前中から施工を行い、お昼過ぎまでには施工を完了させましょう。

■施工後に雨だれのような線ができてしまった場合

施工後にミラーの下やドアの隙間に縦線ができている場合がありますが、これは表面硬化が終了する12時間以前に洗車時に拭き残した水分が時間経過と共に落ちてきた可能性があります。

この水筋をすぐに拭きあげないまま放置しますと、完全硬化した際に白い筋になったり黒い線が出来たりします。

マイクロファイバークロスで拭き上げても落ちない場合はコンパウンドで手磨きを行ってから、磨いた部分にピカピカレインの再施工をお願いいたします。

あまりないケースですが、雨だれのような汚れがボディにできているまま、ピカピカレインを施工してしまった...という方もいますので、汚れやすい部分は下地処理の時点できちんと確認してから施工しましょう。

■施工後イオンデポジットが落ちなくなってしまった場合

施工したてなのに、イオンデポジットができていて、しかも落ちない!という場合はもともとイオンデポジットがボディに発生していた可能性があります。イオンデポジットをボディに残したまま、ガラスコーティングをしてしまいますと、イオンデポジットを強固なガラス被膜が閉じ込めてしまいます。

解決方法はその部分をコンパウンドなどで手磨きし、ガラス被膜とイオンデポジットを削り落とすしかありません。

二度手間にならないように、ピカピカレイン施工前の下地チェックは入念に行いましょう。

ガラス被膜の上からできたイオンデポジットはイオンデポジット除去剤で落とすことができます。

→ピカピカレインイオンデポジット除去剤はこちら

■薄く塗りすぎてしまった場合

ピカピカレインはとても伸びが良いガラスコーティング剤です。

施工のコツも薄くのばしながら施工すること、とありますが、基本的に1台につき1本を使用するようになっています。

施工完了後液剤が3分の2以上残っていたら、薄く塗りすぎてしまったかもしれません。

その場合は2週間後に2度塗りを行いましょう。被膜が厚くなりますので、1度目に薄く塗りすぎた場合でも問題ないでしょう。

施工中スポンジがきゅきゅっと音が鳴り始めたら追加の液剤をスポンジに3滴ほど落とすと、ちょうど良い分量で施工できます。

→ピカピカレイン二度塗り方法

■ガラス・ゴム部分に付着してしまった場合

ピカピカレインのガラスコーティング剤がガラスやゴム部分に付着してしまった場合はすぐにクロス等で拭き取ってください。

ゴム部分に付着しますと、ゴムがピカピカレインを吸収してしまいますし、ガラス部分に付着しますとムラの原因となります。

ガラス部分に付着し、硬化してしまった場合はガラス用コンパウンドで削り落としてください。

もし付着が心配であるならば、メンディングテープなどで養生するのが良いでしょう。