ピカピカレインの選び方から失敗しない施工方法までプロが全部教えます!

ピカピカレイン施工時に注意する点

■ピカピカレイン施工後12時間は水厳禁

ピカピカレインガラスコーティング剤は空気中の水分と結合し、硬化が進みます。ピカピカレインを施工し、12時間は雨等の水分に当たらないようにしましょう。

特に冬場は夜露や朝露の心配がありますので、できるだけ朝施工を始めて、昼過ぎに施工終了するように時間調節を行うのが良いです。

表面硬化前に水と触れてしまうと、白くぼけたり、黒ずんだり、ムラになる可能性があるので、せっかく綺麗に施工しても台無しに...ということが起こらないよう注意しましょう。

→施工後に夜露や朝露でボディが濡れた場合の対処法

■強風や直射日光は避ける

強風の日はゴミや砂が飛んで来て、ピカピカレイン施工中に巻き込む可能性がありますので強風の日は施工を控えましょう。また、液剤の揮発が早くなり、塗りムラの原因となります。

同じように直射日光が当たっている場所で施工を行うと、車体が熱を持ち液剤の揮発が早くなります。

ムラになりやすい環境では、ピカピカレインの施工は大変困難なものになりますので、夏に施工する場合や風が強い日は、ガレージなどの屋外で施工することをおすすめします。

→ムラになった場合の対処法

■洗車後の拭き残しに注意

施工前に洗車を行いますが、その際の拭き上げはきちんと行いましょう。

ご存じだとは思いますが、完璧に拭き上げを行っても、ミラーの隙間やドアの隙間に水滴がたまり、数分後ツーっと落ちてくることがあります。

その水筋はピカピカレインの液剤と反応し、跡になって残ってしまいますので、洗車後の拭き上げ終了時にはエンジンをかけ、少し車を動かし、隠れている水滴を落とすようにしましょう。

また、もし施工中に水滴が落ちて来たら早急にクロスで拭き上げましょう。

→施工後に雨だれのような線ができてしまった場合の対処法

■下地が汚れている状態で施工はNG

ピカピカレインの施工方法は基本、洗車→施工ですが、もちろん、汚れた車にそのままピカピカレインを施工するのはNGです。

例えばイオンデポジットが発生している車にそのままピカピカレインを施工すると、イオンデポジットの汚れを閉じ込めたままガラス被膜を形成してしまいます。そうなるとウォータースポットリムーバーでは落とせなくなりますので、コンパウンドで磨くしか落とす方法がなくなってしまいます。

自分で落とせる汚れはできるだけ落としてから、ピカピカレインを施工するほうが出来上がりはきれいになります。

→ピカピカレイン施工前の下地処理について

■ガラス・ゴムには使用厳禁

ピカピカレインのガラスコーティング剤はゴム・ガラス部分には使用不可です。液剤が付着するのが心配な人はマスキングテープなどで液剤がつかないようにしてから施工しましょう。

ガラス部分に付着してしまい、硬化が進むと落とすのがなかなか大変です。

案外施工できないと思われがちな、ヘッドライトやバンパーの樹脂部分には施工可能です。

→ガラス・ゴム部分に付着してしまった場合の対処法

■他社のコーティングが車体に残っている場合

ディーラーでかけてもらったガラスコーティングや、ワックス等車体に残っている場合はピカピカレインを施工する前に落としてください。ワックスインシャンプーなどを使っている場合でも必ず中性洗剤で落とすか、アルコール系の脱脂剤を使用してください。

他社のコーティングの上からピカピカレインを施工してしまうと、下のコーティングが落ちる際にピカピカレインも一緒に落ちてしまう可能性があります。

ピカピカレインガラスコーティングシリーズ同士の重ね塗りはOKです。